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借金4 

皆様こんばんは。

青山へ行ったコトで、とりあえず続きを書いてみる気になりました。
ヨメとの思い出を消さないためにも。

実は何度も書いては消し、書いては消しを繰り返していた部分です。
本来借金について書いていたハズなんですけれども、どうしてもヨメと切っても切れないハナシでもあるので。

ちなみに、4年ぶりとなるハナシの続き。
以前をごぞんじない方はこちらからどうぞ。

借金1
借金2
借金3


ヨメについてはこちらから。







【前回のあらすじ】
・借金返済を請け負ってくださる弁護士見つかる
・ヨメ懐妊


働いていた専門学校が新校を作るコトになりまして、小生はそこへ移る見込みでプロジェクトに参加してました。
けっこう慌ただしく動いている中、ヨメのお腹も大きくなってきまして。

ちょうど新校舎ができあがるとのコトで、泊りがけで行くコトになりました。
小生が泊まっている間に、ヨメは検診も控えていて。

「結果は電話するね」
―あいよ、楽しみにしてるー

そんな会話をして小生はシゴトへ。

ところが、待てど暮らせどヨメから連絡は来ません。
もともと貧弱なヨメでして、ダウンしてしまったら連絡が取れないなんてコトはザラだったので、とくに心配もしていませんでした。

でも、それにしても、3日間全く連絡が取れないなんてオカシイ。

考えたくない何かが起こっている。
それはきっと、アタマの中では判っていたんだと思うんです。
でもそれに気づかないフリをして。


もっと早く帰宅していれば。
シゴトなんてなげうっていれば。
そもそも出張なんかに行かなければ。
いっしょに病院へついていっていれば。


帰宅した直後、もう動かなくなっているヨメを見つけました。


そこからの記憶はしばらくありません。

遺書もあったそうですし、精神科に通院歴のあったヨメが薬を飲んでしまうのは充分に考えられるコトだと、「流産が原因の衝動的な自死」として事件性はなかったと判断され。
ヨメ父には罵倒され殴られ、ヨメに関する一切合財を持ち帰られ。

シゴトは続けていたみたいです。
しかしあまりに感情が出なくなった小生を見て、在宅でもできる事務仕事を回してくれたようで。
出勤はしていなかったようですが、給料は振り込まれていて、借金の返済も続けていました。

ただ記憶はないので、これらはあとから聞いた事実。


ある日。

「ねえ、朝だよ、起きて」

ヨメに起こされました。

起きてから「ん? ヨメ?」と思ったところで、小生は戻ってきたカンジです。
ヨメの死から7ヶ月経っていました。

記憶はなくても、生活は送っていたみたいです。
だって、最後の記憶から7ヶ月経っていても、1キロたりとも増減ないんですもの。( ̄∇ ̄;

そこからいろいろな人に電話をかけて、この空白期についての情報を得ます。
そして、小生は病みました。

自身の記憶のないところで、生活を送っていた。
誰かに迷惑をかけたかもしれない。
そして、いちばん大切なひとを守れなかった。

まあ実は、空白期間中にも、ヨメ母に連れられて精神科に通っていたようなんです。
ヨメ母は尋常じゃない様子の小生を見ていてくれたらしく、助けてくれていたんですね。
記憶にはないんですけれど。

クサイモノにフタ、じゃないですけれど、思い出したくない記憶にフタをしてしまうというのは考えられるコトらしく。
これこそトラウマ、ってヤツなんでしょうね。

病み始めた小生は、人との接触を絶っていきます。
せっかく在宅でできるように計らってくれた職場も、復職の見込みが立たないので退職させてもらいました。


しばらくは引きこもりでしたね。
退職金と競馬とで暮らしていましたよ。

そこから救ってくれたのは、ヨメの遺書でした。

ヨメ妹がある日訪ねてきまして、見せてくれたんです。
「私はSさんをキライだけれど、姉は大好きだったみたい」と、言いながら。( ̄∇ ̄;

遺書には、小生へのお礼とお詫びが書かれていました。

泣きました。
笑いました。

たぶん、ヨメの死から、一切の感情をセーブしていた小生。
初めて泣けたし、笑えました。

感情を取り戻したコトで、少しずつ人間らしい方向へ戻ってこられたのかな、と思ってます。


そこから社会復帰できる程度にはなっていくのですが、人との接触は苦手なまま。

こんなんじゃヤバイ、というコトでリハビリの一環ではじめた一つがフーゾクなんです。(笑)
あの空間で限られた時間、二人っきりなワケですから、イヤでもしゃべらなきゃいけないので。

いや、単なるスケベ心だけじゃないんですって。( ̄∇ ̄;
信じる者は救われます。


いまでもコミュニケーションは苦手ですね。
一見、フツーに会話できているように見えているらしいのですが、本心ではなかなか打ち解けられません。


そして借金。
実は何かをして、一気に返したなんて秘策はありません。
地道に返していっただけのコトです。

トータルで11年。
長かったです。


いろんな意味で小生にとってはリハビリの期間でした。

ヨメ、相方、お嬢。
その他の大切ないろいろな人。
いろんな出会いと別れがありました。


ただ実は、借金、一気に返せるだけのカネは持ってました。

ヨメの死の直後、ヨメ父にいろいろされたコトで、小生のカラダのとある箇所が動かなくなってしまったんです。
今でも動かないんですけれど。(日常生活に支障はない)
すぐに治療すればどうにかなったらしいのですが、そこはまあ記憶にない時期のコトですので。

医者という立場上、マズいと思ったヨメ父から慰謝料をもらっているのです。
ただもらったのも記憶になく、気づいたのはつい最近なんですけどね。


借金のある人へ。

迷わず弁護士さんに相談しましょう。
自分のチカラでどうにかできるレベルなら、きっとそんなに膨らんでないです。

返すまでは長い道のりになるかもしれませんが、ゴールしたら一気に肩の荷が下りてラクになりますよ。


これにて「シャッキン」のハナシ、終了です。
ありがとうございました。



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コメント

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こんにちは

Sさんの借金とヨメと相方とお嬢とフーゾク、
繋がったことは繋がったけれど・・。
お口の匂い確認のために至近距離に女性が接近してくれる
そんな幸せなSさんの身から出た錆?
というにはコメントしかねるほど、あまりにスーパーハイパーハードな現実?
Sさんは異空間に棲む大魔王のようですぞ。
ふざけて言うわけじゃなく。

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前にも泣いて読んだけど、また泣いた。
嫁さまもお嬢さんもSさんもみんないい人で・・

人が気にしないなら無いんですよね。臭い匂いは^^
  • 2012/10/25 (木) 03:18 ★
  • URL ★
  • クウーママ
  • [ 編集 ]

ずいぶんhardな人生なのですね
嫁の死、借金・・・・
しかも体の一部が動かないと言う

もしかしておいらもオンラインゲームだけしていた頃は引きこもっていたのかな?

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この記事と、「ヨメについてはこちらから」の記事と読ませていただきました。
強く見えても、普通に生活しているように見えても、心が機能しなくなってしまったのだろうなと、痛ましく思いました。
きっと、その時々で、「ヨメ」さんのお母様や、「相方」さんや、それから「お嬢」さんがいて、それ以外の人たちもいて、きっとSさんが戻ってくる支えになったのだろうなと思います。これらの記事を冷静に書けるまでに、Sさんが回復なさって本当によかったと感じます。

それと、女性の中には「風俗」というだけでひとまとめに汚らわしいロクでもないことと看做す方もあるかと思いますが、私は、Sさんが自分を取り戻すための段階に、風俗通いがあったというのは、ある意味わかるなと思うのです。単なる言語でのコミュニケーションのリハビリだけでなくて、対人間との関係を取り戻すのに、普段はめったに近づかない肌と肌が触れ合い、とても近くにいるというのは、ものすごく重要なファクターだったのではないかなと。特に、日本人同士って、よほど近くないと握手すらもしないじゃないですか。言葉も、言い回しが複雑で心の奥に直接踏み入ったりすることが難しい構造になっていて。

ある意味タブーになっていますが、もしかしたら精神を解放するのに、もっと本能に近い性的なアプローチは、メソッドとしてものすごく有効なのではと考えてしまいました。とりとめなくて、すみません。失礼しました。
  • 2012/10/26 (金) 02:18 ★
  • URL
  • 八少女 夕
  • [ 編集 ]

人の連帯保証人になるものではありません。Sさんくらいの借金抱えたら、私だったら、夜逃げするか、富士山の樹海にはいっています。連帯保証人といわれたら、友達関係はおわりです。
  • 2012/10/26 (金) 07:17 ★
  • URL ★
  • fukuchan
  • [ 編集 ]

人は考える葦だといいますが、私は熟したとまとのようなものだとおもいます。
誰だって、ビルの上から落ちたら簡単に潰れてしまう。じつはそんな頼りないもの。
でも、人は人の中で、微妙なバランスを保ちながら壊れやすい身体や精神をたもって生きているのですね。
今生きている者も、命の輝きと共に消えて行ってしまった人も。あなたも私も。
ハカセさんに愛されたお嫁さんは幸せだったんだと思います。
  • 2012/10/26 (金) 09:17 ★
  • URL ★
  • さおる。
  • [ 編集 ]

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Sさんの、不思議な雰囲気は、昔の悲しいことのせいもあるのでしょうね。
Sさんと一緒にいるとき、パートナーの女の人はきっと 自分の好きな自分になれるのだと思いました…勝手に判断しました。

悲しい出来事ですが、こんなに思ってもらえるとヨメさんは しあわせだと私は思います。
今、ちゃんと新しいパートナーがそばにいるのもいいです。

もし自分が先立ったら 私ならパートナーには再婚してほしいので…すぐは嫌だけどねi-236
  • 2012/10/29 (月) 09:02 ★
  • URL ★
  • ウーロンパンダ
  • [ 編集 ]

★ 名無し1さん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
同じ経験をなさった方からコメントいただけるとは、うれしいです。
小生もまだ思いだせないコトだらけですし、思い出さなくてもいいんだと思うようにしております。

★ takako.t.maruさん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
浮き沈みの激しい人生なんです。(笑)
いいときはめっちゃいいんですけどね…。

★ 名無し2さん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
本人としてはあんまりギリギリの意識はないんですけどね。( ̄∇ ̄;
順風満帆にいくハズがないと思ってはいるので、こうなるのが必然だったんだろうな、なんて思ってますね。

★ 名無し3さん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
ツブれそうになるときもいっぱいあるんですよ。( ̄∇ ̄;
でもツブれてしまったら、いずれまたヨメ&娘、相方に会えたときにカッコ悪いじゃないですか。(笑)

★ クウーママさん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
そうですね、周りにはいいヤツが多いんです。
人間には恵まれてるな、っていつも思ってますよ。(o^-’)b


★ xxさん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
動かないのはほんの一部ですし、日常生活には支障のない程度ですので…。
ハードだとかは、自分ではあまり思ってないんですよね。

★ 名無し4さん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
ヨメはホントーにマジメでした。
マジメすぎたから生きるのがシンドかったんだと思ってます。

★ 八少女 夕さん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
どうしようもなく体温が必要だったんですよね、あのときは。
もちろん性欲を満たすという部分の作用も否定はできませんけれども。( ̄∇ ̄;

★ fukuchanさん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
客観的に見てみれば、おっしゃるとおりなんですけれど…。
それでも、今になって少しずつ返ってきているのを考えれば、結果としてはよかったのかなとも思うんです。

★ さおる。さん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
本当にバランスを保つのは難しくて、ヨメは小生よりも崩しやすかっただけのコトなんだと思っております。
正直すぎるほどに正直者でしたから…。


★ 名無し5さん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
大人ってよりかは、生きてきた年数と経験なんでしょうね。
名無しさんもまだまだこれから、いろんないいコト、イヤなコトを経験して考えに変化が出てくるんだと思いますよ。(o^-’)b

★ 名無し6さん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
クソ親父が死の間際に少しでも悔いていてくれれば、報われるんですけれどね。
ヨメはあの父親を持って生まれてきたコトが最大の不幸だったとは思いますが、そうでなければ出会えてなかったと思うとフクザツです…。

★ 名無し7さん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
はい、いろいろありましたが、笑って話せるくらいにはなりましたよ。(o^-’)b
おっしゃるとおり、今はお嬢のおかげでシアワセですわ。(笑)

★ ウーロンパンダさん
こんばんは、返信遅くなりまして申し訳ありません。
不思議な雰囲気ですか、ときどき言われますね…。
小生の前では好きな自分でいてくれるのなら、この上ない喜びです。(o^-’)b


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