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借金3 

皆様こんばんは。

2週間に一度は書いていこうと思っていたのですが、3週間が経過してしまいました。
久々に続きを書いておきます。



【前回のあらすじ】

自転車操業
ボーナス払い
ダルマ式
ヨメ母融資
とんかつ




ヨメ母から紹介された行政書士の先生に電話でご相談差し上げ、直接事務所に出向いてハナシを聞いていただきました。

この時点での小生の希望。
自己破産ではなく、利息を法律の範囲内に再計算した上で分割で払っていく任意整理。
破産するといろいろメンドーですし、なんにしても自分の甘さが引き起こした事態でしたので、意地でも返していきたかったのです。

そのため、先生にハナシをする際には、自身がどれだけの負債を抱えているのかを厳密に計算しておく必要がありました。
計算してみて、愕然としたものです。
8桁いってました。

「破産だね」先生はおっしゃいました。

―任意整理はムリですか?
「うん、ぼくはムリだと思う。どうしてもこだわる?」
―はい、可能なら
「だったら弁護士の先生にお願いした方がいいかもしれない」


というコトで、またもヨメ母のツテで弁護士先生を訪ねるも、「ムリだね」と一蹴。
どうしてもムリですかね、と尋ねると、そもそもこれを「返済していける人なら、ここまで膨れ上がらせない」ともっともらしいコトを言われてしまいました。
唇をかみ締めるも、事態は変わりません。

任意整理には、あまり長い時間をかけずに分割払いしていくコトが条件となります。
だいたい3~4年、長くても5年以内が定石。
5年で8桁を返すには、1年あたり200万以上返済していかなければなりません。
当時の小生の年収が600万前後ですから、1/3を返済に充てるコトになり、それはいくらなんでもムチャだ、というのです。

そんなコトは判っております。
それでも6年、できれば7年かけてやっていただければ返す自信があったからこその依頼なのです。
虫のいい話だと思いますし、その自信には何の根拠もありませんでしたが。


ヘコみ気味に家に帰ると、ヨメが出迎えてくれます。

「どうだった?」
―破産だって…
「そっか…」

チカラなくフローリングに坐ると、「いくつか債務整理に強い弁護士事務所調べといたから」とヨメ。
あぁ、なんていいオンナなんだ。
顔は比較的[ピー]な部類ではありましたが、ホントに小生にはもったいないくらいのいいオンナでした。


ヨメがブックマークに入れてくれていたHPを見て、4つでしたかね。
相談に乗っていただく事務所にめぼしをつけて、まずひとつめにアポをとりました。

小生はその日の交渉が上手くいかなかったコトで、イラチぶりを発揮しつつコーヒーを飲んでいました。
ただ小生は当り散らすタイプでなく(たぶん)、どちらかというと無言になっているタイプです。
静寂を破ったのは、当然ヨメ。

「あのね」
―ん?
「破産だっていいじゃん」
―???
「破産したって、二人でがんばればいいんだよ」


口数が決して多くないヨメが、必死で小生を励まそうとしてくれているのです。
もちろんその日の夜はアツかったです。( ̄∇ ̄;


数日後、ヨメの調べてくれた事務所へ向かいます。

任意整理希望ですねー
はい、総額いくら?
何社?
月々どれくらい払える?
ボーナス払いは?
その計算だとどれくらいの期間かかる?
じゃあ全部それを紙に書いてみてー
あ、excelファイルである? じゃ、それ見せてー


えらく流れ作業的な弁護士先生でしたが、excelファイルを真剣な表情でじっくり眺め、最後に発した一言は。

「これでできる?」でした。

―はい、意地でも。
「意地か、いいね。うん、じゃあやってみましょ」

これまたえらく軽いノリで引き受けていただけました。
その後は事務的な手続だけだったのですが、最後に先生からハサミを渡されました。

「二度とカード使わないくらいのキモチを込めて、全部自分の手で真っ二つに切りなさい」

これはホントに印象的でした。
自分の使い方が間違っていたのが悪いのは百も承知なのですが、やはり苦しめられた恨みをこめて、一枚一枚斜めにハサミを入れていきました。
すべてのカードにハサミを入れ終わったところで、「じゃああとは業者とか団体と交渉が終わるごとに、手紙で送りますからねー」と言われ、退散。


とりあえず引き受けていただいただけで、支払いがこれから待っているというのに、足取りが非常に軽くなったことを憶えています。
ちなみにこの日払ったのは、相談料の¥5000のみ。
先生への報酬は次の月からはじまる分割払いの中から支払われるコトになるというものでした。

現在借金を抱えていらして、相談したいんだけれど報酬なんて払えない、という方。
小生のような支払いでOKしてくださる先生も数多くいらっしゃいます。
諦めないで探して、ぜひとも相談なさってください。
ゼッタイに今より負担がラクになりますから。


―ただいまー
「よかったね(⌒∇⌒)」
―なんで判る?
「テンションが全然違う(笑)」

イラチぶりでヨメにもイヤな思いをさせていたのでしょうが、文句も言わずにつき合ってくれてました。
やっと笑ってメシをいっしょに食えるようになりました。


支払いがはじまって、ボーナス払いも二回経験。
ボーナスのほとんどが消えてしまうのは痛かったですが、支払いが終わるまでのガマン。
滞りなく返済していきました。

ある日、家に帰るとヨメの髪が肩くらいのボブになっていました。

―あれ、髪…?
「似合う?」
―まだ見慣れないから。でもたぶん似合う(笑)
「ヒドいなぁ、赤ンボできたから短くしたのに」


え。
今、なんとおっしゃいました。

青天の霹靂。
ヨメ、ご懐妊です。(・∀・)
2ヶ月ですって。

実はヨメ、ビョーキを抱えていて、妊娠はまずムリだと言われていたのでした。
オマケに小生も無精子ではないのですが、通常よりは少なめなので、安心して中[ピー]プレイにいそしんでいたのです。( ̄∇ ̄;
もちろん子供が欲しくなかったワケではないのですが、諦めていましたから。


「3人でがんばるぞー」とヨメ。
がんばらなければいけないのは小生なんですけどね。
小生のバカで引き起こした借金生活ですから。


以下、いつか続く。

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コメント

毎度お久しぶりです。

8桁ですか、自分の給料でもしそこまでいってしまっていたら完全に破産か、調停か、いずれにしろ裁判所のお世話になっていましたね。

自分も今整理中で、あと5年で返済する計画ですので、あと4年ほど残っています。

それでも、無理な額を設定していませんし、比較的親切かつ慣れている先生だったので、きつくはなかったです。

自分は、学生時代の無知からスロットなどで借金を重ねてしまい、5年近く借金と付き合いながら無貯金生活を続けてきました。
でも現在は、支払いで余った額を少しづつ貯金をするようにしています。
というのも、余ったお金を支払いにあてるという旨を先生に伝えたところ、これから欲しいものも出るだろうし、急な出費もあるだろうから、自分の心に余裕を持たせるために、余ったお金は自分のために使いなさいと言ってくれました。

まだ整理から1年も経っていませんが、少しづつ借金を減らせているのは、間違いなくこの先生のおかげです。

なんだか自分の日記みたいになってしまいましたが、ハカセさんに見ていただきたくて書いてしまいました。
長文ですみませんでした。
  • 2008/08/26 (火) 12:29 ★
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  • [ 編集 ]

あらすじがあらすじになってねーわねw
奥さんいい女だねー。
女の鏡だわ。
ゆっきーなら離婚に向かうケースだわね。
  • 2008/08/26 (火) 16:58 ★
  • URL ★
  • ゆっきー
  • [ 編集 ]

★凛さん
こんばんは。
あと4年あると、まだ長いように思われるかもしれませんが、終わってしまえばあっという間です。
いい先生とのご縁があったようですので、きっとうまくいきますよ!
ご自身でもずいぶんとお考えのようですし、いい先生に巡り合えると、そういう点でも勉強になりますよね。
長い文なんて、全然ノープロですよ。
じゃんじゃん書いちゃってください。


★ゆっきーさん
こんばんは。
昨日はありがとうございました。
あらすじ、さすがにちょっとテキトーでしたかね。(笑)
いやぁ、ヨメはホントにいいオンナです。
どうして小生と結婚していたのかがフシギなところですね。( ̄∇ ̄;

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